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皆さん、バニーガールはご存知ですね? 今回は、初めてバニーガールを見た新入社員S君の物語です。 長いうえに、内輪ネタですがご容赦ください。 <登場人物> ・E氏・・・・・・・私の派遣先の社員さん。 ・S君・・・・・・・E氏の後輩で悩める新入社員。 ・ばに〜さんA ・ばに〜さんB ・私 その日、トレッキー(スタートレックのファン)を自称する私と、同じく トレッキーのE氏とで、会社帰りにその手のマニアックな店に行ってみよう とゆう事になりました。 で、帰るときになると新入社員のS君も仕事を終えていたので3人で会社を 出ました。 S君「どっか行くんですか?」 私 「ひ・み・つ」 E氏「ディープなとこ」 などと話しながら3人で歩いていました。 でも、店に着くと定休日でした。 私 「ちいっ!一杯ひっかけて帰りましょう。どっかいいとこない?」 E氏「たこ焼の店でいいですか?」 私 「どのへんにあるの?」 E氏「○○Houseのそば」 私 「そーいえば○○Houseのばに〜さんの所も長いこと行ってないなー」 今にして思えば、この時S君の眼鏡がキラリ☆彡と光ったような気が・・・。 たこ焼を食べ終えて店を出ました。 私 「どーする?」 E氏「どーしよー」 私 「ゲーセンか ばに〜さんの店か 帰るか」 E氏「極端な選択肢ですねぇ」 S君「ばっ!!ばに〜さんとこいきましょうっ!!」 今にして思えば、この時S君の眼鏡がギラリ☆彡と光ったような気が・・・。 店に着きました。 S君「おおぉぉぉ・・・・。」 席に案内され座っていると、やって来ましたばに〜さんA。 ばに〜さんA「水割りでいいですか?」 バカ3人組 「は〜い」 テーブルの脇でいそいそと水割りを作っているばに〜さんAに S君はそれこそ舐めるような視線を送っていました・・・。 もちろん眼鏡はギラギラと光っています。 ばに〜さんA「ごゆっくりどうぞ〜(は〜とま〜く)」 バカ3人組 「は〜い」 立ち去って行くばに〜さんAの後ろ姿を、S君は放心状態で眺めています。 とーぜん眼鏡は・・・・・。 S君「うおおおおおっ!! すごいぢゃないですかぁぁぁぁっ!!」 私 「ばに〜さんの店ははぢめて?」 S君「はいっ!!」 E氏「僕も見たことなかったです。」 2人の反応に若干の差がみられます。 この後、 一方的なS君の独走により この差は加速度的に開いていきます・・。 ちょっと一服しようと思って煙草に火をつけたときに ある事を思い出したので、S君に教えてあげました。 私 「ばに〜さんの前で煙草くわえたら、火ぃ点けてくれるで」 S君「え〜〜っ!!1本くださいっ!!」 私 「あれ!?煙草持ってへんのかいな?・・・・そーいや禁煙してたなぁ」 S君「してませんっ!!!!!」 私 「・・・・・・」 E氏「・・・・・・」 ばに〜さんAがやって来ました。 S君はあからさまに煙草をくわえます。 何も知らないばに〜さんAは親切に火を点けてくれました。 エアコンの風のせいで点きにくかったんですが、ばに〜さんAは 一生懸命点けてくれました。 立ち去って行くばに〜さんAの後ろ姿を、S君は放心状態で眺めています。 とても幸せそうです。 私 「ライターの周り囲ったらんとあかんやん」 S君「そっ!そうですね!!次はそうします!!」 既にこの時点でE氏はばに〜さんに興味を失い、、、、というより S君のほうが興味深い対象である事に気づいていました。 まったくもって同感です。 ばに〜さんBが来ました。 S君「煙草1本くださいっ!!!」 しかし、今回はよそのテーブルに行ってしまいました。 でもS君は煙草を離さずキョロキョロしています。 もちろん自分で火を点ける素振りはありません。 それどころか、私がライターをテーブルに置いているせいだと思ったのか S君「ち!ちょっとライター隠してください!!」 などとお願いされてしまいました。 だいぶ壊れてきたようです。 やっとばに〜さんAが現れました。 S君は喜び勇んで煙草をくわえます。 しゅぽっ!(ライター点火音) じじじじ・・(煙草着火音) S君 「い、今ライターの周りを囲ったときにばに〜さんの手 さわってしまいましたよぅ〜〜〜っ!!!!! うおぉぉぉっ!!やりいぃぃぃぃっ!!!」 言いながら彼は、ライターを囲うジェスチャーをしていましたが、 それは、ライターを囲うというよりは、 小刻みなモンゴリアンチョップを連打しているようでした。 ばに〜さんBが料理を持ってやって来ました。 料理を置き、にっこり微笑んで近くのテーブルのチェックをしています。 そして、今まさにうちのテーブルから離れようというとき、私に耳打ちしてきました。 S君「あのばに〜さん、胸おっきいですね(*^_^*)」 本人に聞こえとる・・・。 ばに〜さんBは二度とやって来ませんでした。 ばに〜さんAがやって来ます。 S君「煙草1本ください!!!!」 癌になるぞっ!! 今回はなかなか点かないようです。 ふと見てみると、ばに〜さんAはライターの火は点けるんですが 煙草に火が点く前に手を引っ込めようとしています。 それを繰り返してます・・・。 こころなしか、顔も引き攣っていて、腰も引けています。 おびえているんでしょうか・・・?。 E氏「すいませんっ!!彼、火ぃ点けてもらうの、 すごい楽しみにしてるんですぅっ!!」 私 「そうなんですっ!!彼、こんなとこ初めてなんですぅっ!!」 おもわず2人で謝ってしまいました・・・。 ばに〜さんAは二度とやって来ませんでした。 その後もS君はキョロキョロし続け、常にばに〜さんを視界に捕らえる ように気を配っているようでした・・・。 店を出た後も興奮覚めやらぬS君。 その後3人でカラオケに行ったのですが、S君は 憑かれたようにSPEEDの曲を熱唱してくれました。 もちろん振り付きです。 こんなS君は善人です。 くれぐれも誤解のなきよう。 |
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